十二月の十日

ジョージ・ソーンダーズ、岸本佐知子/訳『十二月の十日』を読んだ。ソーンダーズは『リンカーンとさまよえる霊魂たち』もよかったけれど、今回の短編集もとてもよかった。訳者あとがきに「バカSF」とあってうまいこと言うなぁと思う。フィクションの面からからリアルな面を、ファンタジーという色眼鏡を通して見るような物語たちの集まりだった。読み終わってしんみりと寂しくなってしまうのお話が多かったけれど、救済や希望がもたらされるお話もあって温かな気持ちになった。表題作はまさにそう。生きていればいいことがあるのだ。避けることなどできない、降り始めた雨のようにポツリといいことが落ちてくる。そして岸本さんの翻訳は今回も一級品だった。五日ぶりに書いた日記の第一行目「ちょっとのごぶさた失礼つかまつった!ヒュウ!」が冴えないおじさんが書きそうな文章で、もう最高。

朝からだらだらと過ごしてしまったけれど、これは早朝からボイドだからだ!気にしてみたら面白そうなので便利に使うことにする。明日の朝9時ごろまでボイド。

それでも昨日やろうと思ってたことはできたので二重丸だ。 

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散歩してる人が何となく少なくてこれもボイドのせいか。漢字ドリルの出来が良くなかったのもボイドのせいか。お昼も夜も食べ過ぎたのもボイドのせい。