分け入っても、分け入っても、二週間

diary

10万円の給付の仕方が、世帯主が申請→申請された口座に人数分振り込み、と発表されてもめてる。大阪府知事が休業要請に従わなかったお店を公表するぞと脅迫みたいなことを言ってもめてる。政府が配るマスク二枚の製造元を来月にならないと教えてくれないそうでもめてる。三重県では感染がわかったお家に石が投げられたり落書きされたりしたらしい。恥ずかしくて恥ずかしくて先進国だなんてもう言えない。

よく眠れた気がする。お湯につかったのがよかったのか、寝る前にお水をたくさん飲んだのがよかったのか。

クロネコヤマトの人に今流行りの「置いといてください」対応をした。パジャマだったので。お互いに楽ちんだ。

お昼に散歩。穏やかな暖かい日。午前中は電話がなかったので、暗い気持ちでのそのそと歩く。ウイルスのニュースと仕事のことで気が滅入っているのに、外では燕が飛んで花が咲いてうららかな春そのものだ。用水路の水がものすごい勢いで流れているの見ながらぼんやりした。ウイルスが収まるまでカプセルみたいなものに保存されて、その間はごはんも要らないし排泄もしない。で、その後ウイルスがいなくなった世界に放出されたらいいのにな。今この世界にはいたくないけれど、パンデミック後の世界は見てみたい。世帯単位の家父長制がなくなって、日本のトップにはびこる老害じいさんたちはいなくなり、分断を進行させてきた強い国が弱くなり、はんこ文化はなくなり、会社に行かなくてもよくなり…。はーよく寝たと伸びをしたら明るい未来がそこにあったらいいな。暗い気持ちだったので、新しい音楽を聞いたけれど頭に入って来なかった。

お昼は苺ジャムを塗ったトースト。11月にピークだった体重が5キロほど減ってきた。

午後も電話はなく、ダメだったのかな。落ち込むな。ああすればよかったな、こうすればよかったな、というのが後から後から湧いてくる。今日も靴下を繕うなどした。本を読み始めたけれど全然集中できなかった。お風呂から上がってからニコニコでぷっしろ無観客ライブの再放送を見ている。

これ、すごくいいな。